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LESSON3
ブラストビートに挑戦!/ヘドバンのやり方??
ドラム


 さて、今回のレッスンでは、
ブラストビート
という、笑えるほど狂ったリズムをご紹介します(笑)。


LESSON1で紹介したスラッシュメタルのリズムも高速ですが、
さらに速いモノがあります(笑)。

ブラストビートといっても色々あるわけですが、
まぁ簡単に説明すると、
とにかく速い、と(笑)。
バスドラ+シンバルとスネアを交互に高速連打、
或いはバスドラも高速連打しつつ手も高速で動かす、
という感じです。

まずはワンバス状態で実際に叩いてみるとこんな感じ
 ↓
ブラストビートの1例
(ワンバス片足での根性系)



このデモ演奏は、まだ比較的ゆっくりめでまだ平和なほうです(笑)

バスドラ+シンバルとスネアを交互に叩いています。
バスドラは片足のみ使用しています。

 ワンバス状態でブラストビートをやる場合は、おそらく身体の重心が右に偏る形になると思います。
 バスドラの「押し」の強さを持続するには単純にスポーツ根性が必要でしょう(笑)。

右足の連打に神経が行くぶん、左手のスネアの音量が下がる事も多いと思いますが、
まぁ狂気的な雰囲気が出ていればそれでいいのかも知れません(笑)。


ブラストビートにおいても、やはりツーバスは有利です。

ツーバスを利用してスタミナ軽減

上のデモ演奏ではワンバス状態ですが、全く同じリズムパターンを上の譜面のようにツーバスを利用してやると、
かなり余裕を持って、しかももっと高速にブラストビートが叩けます。

実際に上の譜面を叩いてみるとこんな感じです。
 ↓
ブラストビートをツーバスで比較的楽に叩く



リズムパターンは、最初に紹介したデモ演奏と全く同じですが、叩く側の労力は雲泥の差です。
ワンバスにこだわるなら別ですが(ハードコア系はワンバスにこだわる人も多い?)、
やはり、ツーバスを利用したブラストビートは圧倒的に音の点でも身体の持久力の点でも有利です。


ツーバスを利用したこのようなブラストビートを叩く場合、
手と足の関係がある程度独立していなければ難しく感じるかも知れませんし、
右手と右足を同時に使って、ひたすら根性で右足で連打する方が簡単と思うかも知れませんが、
最終的にはツーバスを利用した方が明らかに簡単です。

この手足の関係に慣れるための練習法としては、
次のような感じでやっていくといいと思います。

ブラストビートをツーバスで楽に叩くやり方の練習



私個人的には、ブラストビートといえば、これまでに紹介してきたようなリズムパターンが一番「マシンガン感」があって好きなのですが(間に入ってくるスネアのなんともいえぬスピード感がたまらん!)、
勿論、バスドラまで高速連打全開モードで音符を埋め尽くすブラストビートもあります。
手足両方連打しまくりのブラストビート



ブラストビートの例

譜面のBのパターンがそれです。

譜面のAについてですが、
ブラストビートを叩く上で、慣れるまでが難しい点といえば、
自分で自分が叩いているリズムの拍がつかめなくなる
という事が挙げられますが(笑)、
 これは何故かといえば、スネアがバスドラ+シンバルの間に細かく入ってきまくることで、はっきりしたビート感がないから拍が掴み辛くなるわけです(笑)。
 つまり自分が叩いて聴こえてくる音に翻弄されてリズムの拍を失うという感じです。

拍をキッチリつかみながらブラストビートを叩くためには、
あまり自分が叩いた音をしっかり聴かない方がいいと思います(笑)。


つまり、自分で自分の叩いた音を聴きながら叩くというよりも、
頭の中で手と足の感覚だけを重視して叩いた方がリズムの拍を見失わなくてすみやすい、と思います(笑)。
 耳を使わずに脳で叩く方がブラストにはいいかも知れません(笑)

上の譜面において、
まずAのパターンを叩いて手足に動きを覚えこませて、
その後で右手シンバルなどに移動、
シンバルなどに右手が移動した途端に拍がつかみにくくなるわけですが、
とにかく音を聴かずに手足の感覚だけ研ぎ澄ますのよいと思います(笑)。

いやぁしかしまぁこれって「音楽」なんですかねぇ?(笑)

 まぁ気持ちよけりゃいいってことにしておきましょうか…(笑)。


上で紹介してきたリズムパターンの他にもスネアが前打ちのものや、
スネアとシンバルを同時にひたすら連打しまくるみたいなのもあります。


とりあえずブラストビートのまとめとして、
最後にちょっとブラストビートを盛り込んだドラムパターンを叩いてみました。

ブラストビートを盛り込んだドラムパターンの一例



「おっ!?これは!?」

と気付いた人は、スリップノット、好きですね?(笑)

アイオワの2曲目の冒頭風のものを叩いてみました(笑)。
まぁ上の私の演奏はかなりイッてる感じで(笑)、。
ちゃんと叩けてるのか、
無茶苦茶なのかの区別が
つけづらいですが(笑)。




 「ブラストビート」というキーワードでこのページを訪れてくださった人で、
「海外のデスメタドラマーみたいにもっと気持ち悪い事をやって欲しい!中途半端だ!」と、満足できなかった人もいるかと思いますし(笑)、私自身、もっと気持ち悪いキチガイプレイをやりたいです(笑笑)。
 できればこのページをもっと気持ち悪いツーバスページにしていきたいので(笑)、
私自身が気持ち悪いプレイができるように精進中です(謎笑)。
 「RRLL」の足順によるダブルキック交互による楽に高速ツーバス連打をやる方法などについても今後触れていきたいし、自身の技がある程度安定してこればそのような動画などもアップしていけたらなぁと思っています(笑)。



ヘドバンのやり方?

ちょっとオマケに、ヘドバンについて少し書いてみます。


ヘドバンとはヘッドバンキングの略で、
ハードロック・ヘヴィメタルなどのライブなどで頭を上下左右に振るというキチガイのようなものである(笑)。

で、これをドラム叩きながらのパフォーマンスをやる場合ですが、

基本的に、
ステージ上でアーティストがやるヘドバンと、
客がやっているヘドバンは実は違います。


アーティスト側も多少はテンションが上がってイッている場合もあるでしょうが、
やはりステージ上のアーティストは表現のプロですから、
いくら頭を振り乱していても、どこかには冷静を保っていなければ演奏がグチャグチャになります
つまり、アーティストは、ヘドバンを計算してわりと冷静にやっている事が多いはずです、というか、そうでないと演奏しながらヘドバンなど普通はできません(笑)。

 一方、客がやっているヘドバンは、本気でイッている場合が多いと思います(笑)。
首飛んでいきますよ?(笑)
 アーティストがそのような本気でイッちゃってるヘドバンをしながら演奏するのは無理だと思うので、アーティスト側のヘドバンは、
視覚効果を得れるようなやり方で頭を冷静に効率よくキチガイに見えるように振る
必要があります(笑)。


基本的には、髪が長かったりする方が、少ない労力で乱れている雰囲気の視覚効果は得やすいですが、まぁ髪がさほど長くない場合でも、首の動かし方次第で効果を得れます(笑)。

まず、ドラマーは基本的に、透明なアクリルのドラムセットとかでない限りは、上半身しか客から見えません。
 なので頭の動きとかは重要です。

普通にリズムパターンを叩いている時のノリ方も、とにかく身体の中核は安定させて冷静に叩きつつも、首から上のアクション次第で、ものすごく必死に熱く叩いているように見せかける事ができます。本気で必死に叩く必要などありません。
というかそんなのは素人のやる事です多分。

 そんなのは体力の無駄ですし、演奏も乱れてしまいます。

  ヘドバンなどをする場合は、わざと自分の頭がドラムセットによって隠れたり見えたりするように首を縦横に動かせば、激しい感じが出ます(笑)。
 髪の毛の乱れ方も、首の動かし方によってより少ない労力で髪が乱れる動きの角度を考えたりしてみましょう(笑)。

ドラムセットに顔が埋もれこんでいる感じに見えればヘドバンの雰囲気が出せるといえます。
その点ではドラマーはギタリストやボーカリストに比べれば激しさの表現は比較的楽だと思います。

ちなみに、ヘドバンをやるような場所から、普通に戻るタイミングも重要で、
例えばスラッシュリズムのツーバス高速連打をしながらヘドバンをして、
そこから普通のスラッシュ基本パターンに戻る時、
その移行する場所ギリギリまで頭を振っていると眩暈がして普通に戻る直前などのフィルインなどが安定してできない場合があります。
 曲中のヘドバンの場所から普通の場所に戻る時、頭がクラクラするのが治って戻る時間も考えて、ヘドバンモード終了の場所から2秒程度手前の場所でヘドバンを停止するべきです(笑)。
 客も頭を振っているなら、ライブDVD録画してるとかでない限りは、どうせ誰もステージを見てませんし(笑笑)
 ちなみに眩暈を少しでも軽減させる為に、ヘドバン時は視覚を脳で閉ざした方がいいですね。頭を振るという命令よりも、あくまでも冷静にリズムを刻む事に脳を集中していれば、さほど眩暈もしないと思います。


まぁとにかくヘドバンを本気で激しくやったりすると健康を損ないますので(笑)、
客ならストレス発散でイッちゃってもいいですが、アーティストはプロとして、
余裕をもって、しかしそれがバレないようにやるべきであるというのが私の考えです。(笑)




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