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色々なツーバスフレーズ TAKAYAソロ音源「Trompe-L'oeil」でのドラムを勝手に自己満解説(笑) |
当サイト管理人が自身のソロアルバムで叩いているドラムを勝手に自己満で抜粋し、勝手に自分で自分のドラムプレイをご丁寧に直筆楽譜と音源試聴を併せながら解説するというとんでもなくアホな自己満ページへようこそ!(笑)。 興味がある人はドウゾ(笑)。 曲に対するドラムアプローチのコツ・ノウハウのヒントや、作曲編曲そのもののヒントにもなる事も色々書きたいと思いますので、ツーバスドラムやバンドや作編曲、或いは打ち込み系(デスクトップミュージック)におけるドラマパートに悩んでいる人の解決の糸口・参考となれば幸いという思いも込めた意外にナカナカいいコーナー、かも??です(笑)。 TAKAYAなんぞのドラムプレイなんぞどうでもいい、 という人は(笑)、 有名どころのツーバスプレイ紹介などをこちらで紹介しています。 TAKAYA4「Trompe-L'oeil」より
このアルバムは、疾走感と重みを両立した、重低音などを使用しつつも透明感のあるものに仕上がった作品ではないかと思います。 全体的にドラミングが「若い」というか(笑)、後の私の作品における私のドラムと比べて、この時点では、「若気の至り」的な元気で血の気が盛んな雰囲気があるというか(?笑)、好き放題に暴れている感があります(笑)。 さて、そして一曲目、初めはピアノから静かに始まりますが・・・・ ♪聴いてみてあげる♪ うわーキターーヤカマシイ!!(笑) とりあえずテンポ200のスラッシュナンバーです(笑)。 スラッシュリズムのテーマが始まってから、Aメロに移る手前にちょっとした別のテーマが入りますが、 上の試聴mp3の最後の部分のドラムです。 タムなどを利用したリズムパターンで、独特の躍動感を出しています。 この部分はわざとベースを入れていない事で、タムを利用したドラムフレーズがより独特の疾走感を出しています。 ♪聴いてみてあげる♪ ここは、2周目のBメロからサビにかけての部分で、 フィルインのリズムは、テーマの部分のリズムと同じようなものになっていて、 形式美を構築しています。 私の曲は、テーマの音の形やリズムを他の場所に転用するようなものが多いです。 こういう編曲によって、一曲の中で統一した世界観を出せたり曲を覚えやすくしたり、一曲としてのまとまりが出るので、とってつけたキメをバラバラに別の場所で作ったりはあまりしません。そういうことをすると曲を覚えてもらいにくくなり、一曲のまとまりもパッとしなくなります。勿論、複雑に入り組んだドラマティックな展開を売りとするプログレなどではこの限りではありませんが。 私の場合は、かなり長い曲であっても、というかそれだからこそ、必ずこういうアプローチで形式美を追求した編曲する事が多いです。 上の試聴で解るように、この曲はサビの始まり方が少し変わっています。 上の譜面の右下は、ギターソロの部分のドラムパターンで、このリズムはAメロのリズムと一致するものですが、リズムを半テンにしたような感じでシンバルをゆったりと刻んでいる事で独特のノリを出しています。 ♪聴いてみてあげる♪ ♪聴いてみてあげる♪ そして最後は、テンポ200でツーバス連打しています。 王道的なツーバスドラムとはいえ、やはり殺気を表現するには王道が一番でしょうか(笑)。 一番最後の部分は、この曲の冒頭部分Aメロ手前に登場したテーマと同じものをギターとベースでユニゾンしているもので、ドラムも乱舞状態で曲を締めています。
この曲は少しフュージョン系の雰囲気の漂う曲で、密かに自分で気に入っている曲でもあります(笑)。 ♪聴いてみてあげる♪ テーマの部分は、シェイクリズムで食い続けたようなリズムになっていますが、 ドラムのプレイはわりと気まぐれで、バスドラムがたまに32分音符で「ねじ込む」ように踏んでいる場所がランダムで登場する感じとなっています。 ちなみにこの曲はギターやベースは半下げチューニングとなっています(まぁ打ち込みですけど)。 ♪聴いてみてあげる♪ これは2周目のAメロ→Bメロ→サビの手前までの部分ですが、 Aメロでは16ビートでハットを刻むリズムですが、上の譜面で丸で囲まれた部分の一発入るバスドラの音がポイントです。 この部分ではベースが鳴っていません。 本来、バスドラとベースは一緒に鳴らすのがロックの基本ですが、 あえてベースが鳴っていない空間にバスドラを一発入れる事で、独特のノリを出しています。また、ベースが鳴っていないのでバスドラの音圧というか胴が鳴っている空気の音も普段よりもよく聴こえてきて、そこらへんが独特のノリを出すポイントとなっています。 Aメロに続くBメロでは、私が珍しくパラディドルを叩いています。 ※パラディドルとは、「RLRR LRRL」や「RLRR LRLL」などの、シングル打ちとダブルが混じるような手順でスネアを叩く、或いはそれをセットに応用して叩くようなパターンの事です。 ♪聴いてみてあげる♪ これはピアノソロやシンセソロのあたりの部分ですが、上にも少し書きましたが、ベースとバスドラやリズムをわざと合わせないという技を使っています。 ベースはいかにもフュージョン系チックに細かく16ビートのニュアンスのリフですが、 それに対してドラムをわざとベタベタのエイトビートを叩いています。 これは意図的なものです。 上の試聴の最後の部分では、全体とドラムソロを交互にやるような音の掛け合いのような事をやっています。 シンセソロの手前でベースソロのような部分がありますが、 このベースはワウとディストーションをかけてドライブ感を出しています。 ♪聴いてみてあげる♪
この曲は実にノリノリのシャッフルビート(ハネモノ)ですが、 まず、この曲のタイトルについて、 ハロウィンと時に「お菓子をくれなきゃイタズラするぞ」とコドモがいうセリフなのだそうです。 このような独特の意地悪な駆け引きのようなものを表現した曲で、 曲の一番最初はドラムだけがリズムを刻むことに始まり、最後もドラムだけで終わります。 それによって独特の「何かの駆け引き」を表現しています。 ♪聴いてみてあげる♪ これはこの曲のテーマ部分→間奏→Aメロが始まるあたりですが、 普通にバックビートをスネアが刻むのではない変わったリズムを用いています。 足はドッコドッコ連打ですが、この場合、手の叩きに合わせて、 ドッコドッコ連打は R LR Lと踏んでいます。 上の試聴の最後の部分は一回目のAメロですが、Aメロは変拍子になっています。 ♪聴いてみてあげる♪ これはギターソロが終わった後にオルガンソロが始まるまでの間奏ですが、 ドラムは空間を用いた独特のフレーズを気まぐれに叩いています。 シンバルミュートを独特の位置に入れたり、小節の頭にわざと何も叩かないなどのアプローチをとっていて摩訶不思議な雰囲気を出しています。
♪聴いてみてあげる♪ 1コーラス終わって2周目のAメロに入る手前からBメロまでのあたりです。 Aメロ手前のドラムフィルインは、一拍半フレーズのようなものになっています。 レコーディングミックスでダイナミクスフェーザーなどをかけて独特の雰囲気を出しています。 また、上の試聴でも聴けるように、一部にボンゴなどのパーカッション類も重ねて入れています。私にしては珍しいかもしれません(笑)。
♪聴いてみてあげる♪ テーマのキメの部分ですが、シンバルミュートしながら足はツーバスをねじ込むように連打しています(笑)。 比較的「Aメロが始まるまでのテーマが長い」感じですが(笑)、 テーマの後半は、スラッシュ系のドラムですが、スネアがウラ打ち、前打ちが混じって一瞬拍子がつかみづらくなりそうな独特のものとなっています。 また、この曲は、「悲愴」をモチーフにしているということで、 悲愴の2楽章のメロディーがギターソロで登場します。 ♪聴いてみてあげる♪ この部分のドラムは雰囲気に合わせてゆったりとしたリズムを叩いています。
♪聴いてみてあげる♪ なんだこのゲーム音楽の戦闘シーンみたいな雰囲気は!(笑) しかし意外とリズムは入り組んでいて、 上の譜面のように一拍半で食い続けるような感じのリズムトリックとなっています。 ギターのチューニングがなかばズレている気がしますが、本当にズレています(笑)、そしてそれは意図的に摩訶不思議な雰囲気を出すためです。
トロンプルイユというのはフランス語で騙し絵という意味で、 人生をドラマのように表現し、人生は騙し絵のようだ、というような、 壮大だけれどもどこか淋しさや儚さの中で生きる人間の姿・或いは私自身の人生を表現 したようなものです。 全体的に、バッハを思わせるような雰囲気があり、特定の音型が変化を繰り返して何度も曲の中で登場したり、全体を通してかなり計算された形式美で曲を構成しています。 ♪聴いてみてあげる♪ 18分にも及ぶ曲だと、一体どこをピックアップしようか非常に迷うのだが(笑)、 とりあえず色々と展開を繰り返した後、曲のメインとなる部分に返ってくる部分をとりあげてみました。 ツーバスもガンガン連打しまくりで、非常に「若い私」が感じられます(笑)。 Yoshiki好きであるという部分もかなり覗えるのではないかと思いますね(笑)。 ツーバス連打の部分を終えてリズムが大きくなる部分のリズム(上の譜面)は、 これから下で紹介する恐ろしいリズムトリックの元となるリズムです。 ♪この曲の最もカオスな部分♪ 曲が入り組んで展開を繰り返して、その展開の最後を迎える部分のキショクワルイ部分です(笑)。 ダダダッダッダッダダッダダッダッ と聴こえる部分ですが・・・・ リズムは、こんな大変な事になっています(笑)。 実は三連で音符を並べた中に、ポリリズム的に別のリズムを盛り込んでいます。 そして連打しているツーバスが途中で3連から16分音符にチェンジアップします、その祭テンポも若干変化します。めちゃめちゃキショイです。 私がこれまで作ってきた作品の中でトップを争うリズムトリックで、気持ち悪い事この上ない、カオスに満ちた部分です(笑)。 当然この部分も形式美にそっており、曲中で頻繁に登場するテーマの音型が変形して左右で気味悪くチャンバロがなっています。 リズムトリック部分が終わった後、シンバルミュートによるキメの部分に移りますが、 ここで低音を気味悪く鳴らしている5弦ベースも密かに形式美にそった音の並びとなっています。 まぁ低音過ぎて何の音が解らないでしょうけど(笑)。とにかく気味悪い部分です(笑)。 ※5曲目はSE的な短い繋ぎの曲でドラムが登場しないため割愛しています
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