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LESSON4
色々なツーバスフレーズ TAKAYAソロ音源「矛盾律-Mujunlitsu-」でのドラムを勝手に自己満解説(笑)
ドラム


当サイト管理人が自身のソロアルバムで叩いているドラムを勝手に自己満で抜粋し、勝手に自分で自分のドラムプレイをご丁寧に直筆楽譜と音源試聴を併せながら解説するというとんでもなくアホな自己満ページへようこそ!(笑)。

興味がある人はドウゾ(笑)。

曲に対するドラムアプローチのコツ・ノウハウのヒントや、作曲編曲そのもののヒントにもなる事も色々書きたいと思いますので、ツーバスドラムやバンドや作編曲、或いは打ち込み系(デスクトップミュージック)におけるドラマパートに悩んでいる人の解決の糸口・参考となれば幸いという思いも込めた意外にナカナカいいコーナー、かも??です(笑)。

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TAKAYAなんぞのドラムプレイなんぞどうでもいい、
という人は(笑)、
有名どころのツーバスプレイ紹介などをこちらで紹介しています。

TAKAYA6「矛盾律-Mujunlitsu-」より
1:PARANOIA
2:青 龍 之 舞
3:Nemesis
4:紫怨-ShieN-
5:滅蛇羅鉄道(METALLER TETSUDOU)
6:TOPAZIUS
7:狂×怒×哀×脈
 〜Return of PARANOIA〜
8:矛盾律-Mujunlitsu-
9:鏡 花 水 月
10:GRATITUDE
11:沈める寺(Music:ドビュッシー)
※画像をクリックすると作品の詳細紹介・試聴ページに飛びます(T.O.P-RECORDS)

 1:PARANOIA
突然きました。一曲目から突然「PARANOIA=被害妄想」とは何事でしょうか(笑)。
 ということでこのアルバムは、これまでの私のソロ作品とはちょっと一味違う、
「あまりにも普遍性の欠ける次世代的問題作品」であります(笑)。

この一曲目はSE的な曲となっていて、あえてギターリフを中心としてメロディーラインらしきものがない曲に仕上げています。


♪聴いてみてあげる♪
譜面は冒頭部のドラムフィルインで、この曲のイントロからこのアルバムの「精神病チック」な方向性を完全に暗示・決定づけているかのようです(笑)。


♪聴いてみてあげる♪
途中で、このようなちょっとしたリズムトリックが登場します。
一瞬変拍子かと思われそうですが、そう思った人は完全に私の罠に引っ掛かっています(笑)。
 とはいえ、この程度のトリックはまだまだ初級レベルです(笑)。
上の譜面の右下の部分は、半拍半をずっと食い続けたリズムになっていて、
フュージョン系などでもよくみられるリズム構造です。

 2:青龍之舞
 この曲は、なんともいえず日本調なような中華風な一曲で、尺八なんかも登場します(決してアッチの意味ではない)。
この曲は一曲丸々試聴できるページがありますので、興味がある人はドウゾ…



♪聴いてみてあげる♪

 曲の中盤から後半にかけてテーマが展開するところで、
この曲のテーマとなっているギターリフ・及びリズムパターンを、
ギターリフをワンノートにしつつコードを変形させたテーマの展開系にしたものですが、
この部分でギターリフに完全にユニゾンするようにツーバスを踏んでいます。
 Bメロのドラムのパターンは、フュージョン系などでよくみられる、
「涼しいタム」の使い方(?)をして独特の味を出しています。
 完全に日本調というか中華風のメロディーで、ドラムパターンは、
ミニチャイナをウラで刻みながらのシェイクリズムになっています。

 3:Nemesis
 この曲は、私の得意路線の曲調ですが(笑)、比較的落ち着いたテンポのスラッシュ系です。
 
♪聴いてみてあげる♪


 これは2周目のAメロの部分で、一週目に比べて色々と味付けがされていて少々込み合っています(笑)。
 私の楽曲はわりとサビよりもAメロが特徴的なものが多いのが特徴なのですが(笑)、
作曲するにおいてサビのことしか考えていないようなコンポーザーも多いと思いますが、
実は重要なのはサビではなく、サビまでの「流れ」です。
 よくサビだけが印象に残るけど、他はどうもパッとしないという曲が歌謡界では多々ありますが、それはコンポーザーの「怠慢」としか思えませんし聴けばそれは解る人には解ります。作曲をするような人は一度、サビよりもAメロBメロ、あるいは「テーマ」や、それらの「流れ」「構造」「形式美」にもこだわってみると一歩進んだ編曲ができるかもしれません。


♪聴いてみてあげる♪


この部分は、2コーラス終了した後にテーマの展開系を終えた部分のつなぎの部分で、
曲の冒頭で一度顔を見せたテーマが激化して再登場したところです。
アホみたいにツーバスを6連符で高速連打しています(確かテンポは143あたりです)。


♪聴いてみてあげる♪


曲が静かになった後に再びウワーッとヤカマシクなった部分で(笑)、
半ばドラムソロ状態になってる部分です。
 ここらへんのフレーズは完全に私のドラムの手癖が出ているという感じですね(笑)。

 4:紫怨-ShieN-
 この曲はシャッフル系(ハネるリズム)の曲で、テーマの部分などはなかなかジャジーで愉快な雰囲気の曲なのですが(ツーバスのドッコドッコ連打も登場)、曲のタイトルの通り、なんとも奇妙な一面をもった曲で後半では狂気にみちたアホみたいにめちゃくちゃなピアノが登場します(笑)。


♪聴いてみてあげる♪


冒頭部の少し拍に迷ってしまいそうなキメの部分です。
かなり食って食って食っていくリズムです(笑)。こういうのはフュージョン系によくあります。和声もかなり変わったものを使っています。


♪聴いてみてあげる♪


 これは、2回目のサビを終えてからピアノソロ・ギターソロに繋がっていく部分のキメで、冒頭部で登場したキメのリズムを少しズラして変形させたような、これまた拍に一瞬迷うようなリズムトリック的なフレーズとなっています。

 5:滅蛇羅鉄道
 この曲はちょっとしたお遊び曲で、
アルカンという人の「鉄道(Op.27)」という知る人ぞ知るマニアックなクラシックピアノ曲をモチーフとして、私のオリジナルの要素を交えながら、「鉄道」の香りがするメタルナンバーに仕上げたものです。


上の譜面のように、この曲では「鉄道」をイメージして、常に16分音符でバスドラを連打し続けています(笑)。
出だしの部分のピアノで「鉄道」を知っている人は「もしかして??」と気付くと思いますが、その後ドラムが入ってくる部分のシンセパートで「やはり!」と笑えてしまう部分です。↓ ♪聴いてみてあげる♪


最初のあたりのAメロではバスドラの連打が止んでハイハットで16分を刻んでいます。
♪聴いてみてあげる♪


2コーラス目のAメロでは、少しリズムのパターンが変わり、より「列車」っぽい雰囲気を醸し出しています。ギターにGMフランジャーをかけているのも効果大です。
♪聴いてみてあげる♪


ギターソロ手前からギターソロの部分のドラムでもやはり懲りずにツーバスは踏みっぱなしですが、フロアタムのフラムとスネアのフラムで独特のノリを出しています。
♪聴いてみてあげる♪


 7:狂×怒×哀×脈 〜Return of PARANOIA〜
 この曲は、このアルバムの一曲目の「PARANOIA」を激化させた変形版といえるSE曲となっています。
 アルバムを構成するにあたってこのような遊び心を入れるのもなかなか楽しいものです。


♪聴いてみてあげる♪


アホみたいにツーバス連打しています。テンポは105(或いは4分音符=210)です(笑)。

途中ではブラストビートも登場し、まさに普遍性の欠片もない一曲です(笑)。


♪聴いてみてあげる♪


 ここの試聴では登場しませんが、曲の途中で一瞬そこそこキレイな落ち着いたメロディーが登場したりするあたりが、
私らしいといえば私らしい(笑)。

 8:矛盾律-Mujunlitsu-
 このアルバムのタイトルにもなっている曲ですが、
冒頭部からもうヘンテコです(笑)。
 我ながらこの冒頭のインパクトはかなりのものだと思います。

♪聴いてみてあげる♪


まず、これを譜面を見るまえに聴いてみて、リズムがどうなってるか一発で解った人はさすがドラマーです!!(笑)





















冒頭部のキメはこのようになっていて、変拍子でもナンでもなく普通に4で割れます。
このキメは少し遊び心を込めていて、
音符の数が、1→2→3→4→5と増えていきます。
曲のタイトルが「矛盾律」と、哲学的というかどことなく理数チックなので(笑)、
音符の並びも少し数学チックな遊び心を込めました(笑)。
 中間部では、一拍半フレーズをずっと食いつづけて4拍子と3拍子が混じったようなポリリズムも登場して、「矛盾律」という雰囲気を醸し出したりもしています。



♪聴いてみてあげる♪


2周目のAメロでも、「数字で遊んでいる」ようなものがあります。
一週目でも遊んでいるのですが、1→2→3→4と増えていく音符を、バスドラとライドシンバルをギターリフとユニゾンさせて叩いています。



♪聴いてみてあげる♪


 曲の中間部にさしかかる手前の部分で冒頭部のキメテーマに戻ってきますが、
ここでは右手で拍を刻みながらツーバスでリフにユニゾっています。
 ここで、冒頭部のリズムのトリックが正式に「種明かし」されることとなるわけです。


♪聴いてみてあげる♪


曲の最後ではツーバスを連打するブラストビートが登場!(笑)
もうかなりヤケクソですね(笑)
これでこのアルバムが全国のお茶の間には浸透しない事が確定しました(笑)。

 9:鏡花水月
 この曲は、独特のイントロから始まりますが、サビでは大河系な雰囲気とポップさが顔を出します。このアルバムでは密かに一番ポップな要素をもつ曲でしょうか。


♪聴いてみてあげる♪


フロアタムなどを駆使して大河系の雰囲気を出しています(笑)。
レコーディングミックスでリバーブもかなり深くかけてその雰囲気に拍車をかけています。


♪聴いてみてあげる♪


これは2周目のAメロの部分ですが、
私にしては珍しく手が細かめなフレーズです(笑)。

間に入る独特のフィルインは、フィーリングの要素の強いもので、
全体を4拍で割りながらも音符の数がキチンと拍で割り切れない数になっています。
その独特の音割はフィーリングで間を埋めながら調節して叩いています。



※6曲目・10曲目・11曲目はピアノ曲なのでドラムがないので割愛しています



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